トタン屋根が倉庫や工場などに使われているのをよく見かけます。
しかし、実際にトタン屋根の構造や、利点、欠点について知っている人は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、トタン屋根の構造や利点などについて説明していきたいと思います。
トタン屋根の屋根の構造について
トタン屋根とは、亜鉛をメッキしてできた鋼板でできた縦葺きの金属屋根のことです。
トタンは鉄に亜鉛をメッキ加工したもので、メッキ加工が剝がれると水に非常に弱くなります。
したがって、長時間水に接していると錆が発生するため、トタン屋根の寿命は平均的に10~20年程度しかありません。
錆を防ぐためには定期的に錆止め等のメンテナンスをする必要があります。
当社では塗料を二度塗りし、雨水が屋根の隙間にたまってしまう現象を防ぐための縁切りなど屋根を長持ちさせる施工をしています。
屋根の塗料などの施工にお悩みの方はぜひ当社にご相談ください
トタン屋根の利点と欠点について
トタン屋根の利点
リフォーム価格が安い
1つ目は、トタン屋根はリフォーム価格が安いということです。
トタンは、1平方メートルあたりの価格が5000円前後であることが相場であり、使用されている屋根材の中では最も安い金属屋根です。
また、施工を短時間で終えられることもリフォーム価格を抑えられることにつながっています。
カビやコケが発生しにくい
2つ目は、トタン屋根はカビやコケが発生しにくいということです。
トタン屋根は勾配が緩やかなため雨とともにカビやコケのもとになる胞子が流れやすくなっています。
そのため、胞子が根付きにくく、カビやコケが発生しにくくなっています。
耐久性が強い
3つ目は、トタン屋根は耐久性が強いことです。
地震が発生しても建物へのダメージが少なく、また揺れも少なくなっています。
雨漏れしにくい
4つ目は、雨漏れしにくいことです。
基本的にトタン屋根はつなぎ目の数がほかの素材のものに比べて少ないため、防水性が高く雨漏れしにくくなっています。
しかし、パラペット構造というトタン屋根の構造は雨漏れしやすいので注意が必要です。
トタン屋根の欠点
雪が大量に屋根に積もる
1つ目は、雪が大量に屋根に積もることです。
トタン屋根は通常の家の屋根と比べ屋根の傾きが緩やかです。
したがって、雪がよく降る地域ではどうしても屋根に雪が積もりやすくなっています。
雪を抑えるため通常より大きめの雪止め金具を取り付ける必要があります。
しかし、雪止め金具とトタン屋根の接触部分にはどうしても錆が発生しやすくなってしまいます。
風に弱い
2つ目は、風に弱いことです。
台風や強風に弱く、風にあおられるとつなぎ目から飛んで行ってしまいます。
また、一枚一枚のパーツが大きいため一度強風にあおられてしまえばつられて剥がれてしまう可能性もあります。
錆びやすい
3つ目は、錆びやすいことです。
定期的なメンテナンスをすれば基本的には錆びにくいですが、トタンのメッキが剥がれてしまうと途端に水に弱くなり、錆びやすくなってしまいます。
まとめ
トタン屋根とは、亜鉛メッキ鋼板でできた縦葺きの金属屋根で、その寿命は平均で10~20年程です。
トタン屋根には価格が安い、地震などの被害に強いといった利点があります。
しかしメッキが剥がれてしまうと錆びやすくなったり、台風などの強風には弱いという欠点もあります。
屋根のメンテナンスや塗装工事についてお困りの方は、ぜひお気軽に当社にお問い合わせください。
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