住宅における外壁は、「住宅の顔」ともいえるくらい重要な存在です。
そのため、「どのような外壁材を採用するのか」という議題とは、とことん向き合う必要があります。
さて、外壁材の中でも非常に高い人気を集めているALCパネルをご存知でしょうか。
今回はALCパネルの種類や使用するメリットやデメリットについてご紹介します。
ALCパネルの種類について
ALCとは、軽量気泡コンクリートのことを指しますが、どれくらいの種類があるのでしょうか。
結論から申し上げますと、ALCパネルには大きく分けて2つの種類があります。厚さが75ミリメートル以上の厚形パネル
- 厚さが75ミリメートル以上の厚形パネル
- 厚さが35~74ミリメートルの薄形パネル
また、上記のそれぞれのパネルの中でも形状の違いによって枝分かれし、いくつかの種類があります。
例えば、平らな形のパネルもあれば、凹凸のある意匠パネルなどもあります。
それらのパネルは用途に応じて使い分けられますが、具体的には厚形パネルは高さが31メートル以下の建物の外壁材に使用されることが多いです。
上記の例以外にも、用途は数多くあるのがALCパネルの魅力の1つと言えます。
外壁にALCを使用するメリットとデメリットについて
メリット
- 軽量でありながらも耐久性に優れている
ALCパネルは、軽量であるという利点を持ちながら、その軽さからは想像できないほど、耐久性が高いこともまた魅力的です。
そのため、耐久性の高い住宅に住みたいという場合は、ALCパネルを採用することも選択肢としておすすめです。 - 断熱性に優れている
実は、ALCパネルの内部には多くの気泡が含まれています。
それらの気泡によって、パネルの内部には空気の層がつくられるため、熱を通しづらくなり、断熱性が高まります。
デメリット
デメリットは水に弱いことです。
それは、ALCパネルの内部は多くの気泡があり、それらの影響で吸水性が高まっているからです。
そのため、ALCパネルを外壁材として使用したい場合は、防水性を高めるための塗装や仕上げが必要になります。
また、「価格が高いという欠点がある」という考え方があります。
確かに、一般的な外壁材よりも高額な価格を設定されている傾向にあります。
しかし、その分品質は高いため、品質にこだわりをお持ちの方はそこまで気にならないかもしれません。
まとめ
今回は、ALCパネルの種類や外壁材としてALCパネルを使用するメリットやデメリットについてご紹介しました。
一口にALCパネルといっても、厚形パネルや薄形パネル、それらの中にも平らな形状のものや凹凸のあるものも含まれています。
それらのパネルは用途に応じて使い分けられます。
また、ALCパネルを使用する利点として、耐久性や断熱性が高いことが挙げられる一方で、防水性が低いという欠点もあります。
しかし、その欠点は塗装や仕上げ方によって簡単に補えるため、心配は不要です。
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