外壁や屋根の素材には、丈夫で光沢のある金属が使用されることが多いです。
初めはきれいな景観を保てますが、錆ができると家の景観を損なってしまう可能性があります。
金属の素材を使う場合は錆止め塗料を使用するのがおすすめですので、今回は錆止め塗料について解説します。
錆止め塗料の効果や特徴とは?
錆止め塗料の役割とは
外壁や屋根に使用されているトタンやアルミなどの金属に錆や腐食が発生するのをできるだけ防ぐために使用されるのが錆止め塗料です。
使用されている金属の表面に被膜を作ることで、錆の原因となる水や酵素が金属と触れるのを遮断、除去することで錆や腐食を防ぐという構造になっています。
通常の塗料でもある程度の錆の発生を防げますが、水や空気を通すため、錆止め塗料に比べるとその効果は弱くなります。
錆止め塗料の耐用年数
錆止め塗料の塗り替え時期は、屋内と屋外や劣化の状態によって異なりますが、平均は5年前後です。
しかし、外壁塗装や屋根塗装の目安がおおよそ10年といわれていますので、大きな劣化が見られない場合は10年を目安に塗り替えをするのがおすすめです。
錆止め塗料が必要な場所とは
トタンやガルバリウム鋼板などの金属が使用されている屋根や金属系のサイディングやトタンが使用されている外壁には、錆止め塗料を使用するのが良いでしょう。
加えて、シャッターやポスト、屋外階段などの金属でできている場所にも錆止め塗料を使用するのがおすすめです。
屋根に錆止め塗料を塗装する手順
1.高圧洗浄を行う
高圧洗浄で洗浄することで、ある程度の錆とその他のごみを取り除き、塗料の密着を高められます。
高圧洗浄後には、しっかりと乾燥させる時間を設けるようにしましょう。
2.ケレン作業を行う
ケレン作業とは高圧洗浄で取り除けなかった錆をきれいにしていく作業です。
非常に重要な工程であるため、信頼できる職人さんに依頼するようにしましょう。
3.錆止め塗料を塗る
塗膜の密着を高めるためにも、丁寧に対象箇所に塗装をするようにしましょう。
4.中塗り、上塗りを行う
錆止め塗料を塗る場合も外壁塗装や屋根塗装の時と同様に三回塗りを行います。
効果を高めることや耐用年数を長くするためにも、しっかり三回塗りをするようにしましょう
まとめ
今回は、錆止め塗料の役割と効果、塗装の手順について解説しました。
錆止め塗料は、金属が水や酵素と触れるのを防いで錆を発生しにくくします。
錆止め塗料の効果を高めるためにも、洗浄やケレン作業、三回塗りをしっかりと行うようにしましょう。
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