マイホームの外壁塗装、色選びは慎重に進めたいですよね。
せっかくの塗装も、数年後には色褪せてしまっては台無しです。
特に、美的感覚の高いこだわり派の方にとっては、色褪せは許せない問題でしょう。
この記事では、外壁塗装の色選びで失敗しないために、色褪せしやすい色とその原因、そして長持ちする外壁を実現するための選び方を解説していきます。
外壁塗装の色褪せの原因とは?
外壁塗装の色が褪せる原因は、大きく分けて2つあります。
1.顔料の色素の結合が切断される
塗料の色は顔料によって作られます。
顔料は、原子同士の結合によって構成されています。
この結合は、紫外線などのエネルギーを受けると切断されてしまうことがあります。
特に、窒素元素のように結合エネルギーが低いものは、紫外線によって結合が切断されやすく、色が褪せやすい傾向があります。
2.化学変化によって他の物質に変化してしまう
塗料は、空気中の酸素や水と反応して、化学変化を起こすことがあります。
この化学変化によって、塗料の色が変化してしまうのです。
例えば、鉄は酸化すると赤錆や黒錆となり、銅は酸化すると緑青と呼ばれる緑色の物質に変化します。
このように、化学変化によって色が変化してしまう現象は、外壁塗装の色褪せの原因の一つです。
色褪せしやすい外壁の色4つ
外壁塗装の色の中で、特に色褪せしやすい色は次の4つです。
1. 赤
赤は、紫外線に弱く、色褪せしやすい色です。
鮮やかな赤を保つためには、こまめな塗り替えが必要です。
2.黄色
黄色も赤同様に紫外線に弱く、色褪せしやすい色です。
特に鮮やかなレモンイエロー系は、色褪せが目立ちます。
黄土色は、黄色の中でも比較的色褪せしにくい傾向があります。
3.紫
赤みの強い紫も、色褪せしやすい色です。
白との相性が良いので、紫を使いたい場合は、白とのツートンカラーやアクセントカラーとして使用するのがおすすめです。
4.緑
緑も色褪せしやすい色です。
特に濃い緑は、鮮やかさが失われやすく、色褪せした印象を与えやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
まとめ
外壁塗装の色選びでは、色褪せしやすい色を理解することが重要です。
色褪せしやすい色は、紫外線に弱く、化学変化を起こしやすい傾向があります。
赤、黄色、紫、緑などの色は、特に色褪せしやすいので、使用する際は注意が必要です。
長持ちする外壁を実現するためには、色褪せしにくい色を選ぶことが重要です。
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