皆さんは、屋根の素材の1つ、「ガルバリウム鋼板」について聞いたことはありますか。
耐久性に優れた、ガルバリウム鋼板の屋根について、より詳しく知りたい方は多いですよね。
そこで今回は、ガルバリウム屋根の種類や特徴についてご紹介します。
ガルバリウム鋼板屋根の種類について
実は、ガルバリウム鋼板には100種類以上ありますが、今回は、一般的によく使用される種類をご紹介します。
横葺きタイプのガルバリウム鋼板屋根
横葺きタイプは、屋根勾配が2.5寸以上でないと施工できません。
このタイプの中に、断熱材付き、断熱材なし、石付き・断熱材なしの3種類があります。
断熱材付きは、一般的に一番多く使用されているタイプで、屋根材と断熱材が一体化しています。
それによって、断熱性と遮音性が高いです。
断熱材なしは、断熱性が低いため、既存の古い屋根に被せる方法の施工がおすすめです。
断熱材の中でも、バックアップ材として作られたものを付けることで、葺き替えができます。
石付き・断熱材なしは、屋根の表面に天然石チップがコーティングされています。
これにより、断熱性と遮音性が高くなります。
縦葺きタイプのガルバリウム鋼板屋根
縦葺きタイプは、横葺きタイプは施工できない、2.5寸勾配未満でも施工できます。
このタイプには、心木あり瓦棒、心木なし瓦棒(三晃式屋根)、嵌合式(かんごうしき)タイプの3種類があります。
心木あり瓦棒は、トタン屋根として知られている種類です。
一段高くなっている部分には、垂木が入っています。
心木なし瓦棒(三晃式屋根)は、トタン屋根と似ていますが、少し違います。
一段高くなった部分は、空洞になっており、雨水が入りづらくなっています。
嵌合式タイプは、屋根勾配が0.5寸から施工でき、製品として販売されています。
また、このタイプに限らず、縦葺きタイプは断熱性に欠けるため、気になる場合は後から取り付けなければなりません。
ガルバリウム鋼板屋根の特徴とは
ガルバリウム鋼板は、メッキ鋼板の仲間です。
一般的に、ガルバリウム鋼板はトタンの3倍の耐久性があるといわれています。
まず1つ目の特徴は、耐久性が高いことです。
金属屋根材の場合、赤錆が発生しやすく、これが発生することで、家全体が劣化した印象になってしまいます。
ガルバリウム鋼板屋根は、この赤錆が発生しにくいです。
また、塗装のメンテナンス期間も、トタン屋根が5〜10年なのに対し、10〜15年と大変長持ちします。
2つ目は、圧倒的に軽いことです。
数多くある屋根材の中でも、ガルバリウム鋼板の屋根材は最も軽く、約5kg/㎡しかありません。
一般的なスレート屋根と比較して、1/4の重さなのです。
まとめ
今回は、ガルバリウム屋根の種類や特徴についてご紹介しました。
ガルバリウム屋根は屋根勾配によって、施工できない場合があるため、当社のような専門家としっかり相談して、納得いくデザインを選ぶようにしましょう。
また、耐久性が高く長持ちですが、メンテナンスは必要であることを忘れてはいけません。
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