家の屋根の塗装が剥がれてきた、そろそろ塗り替え時期だけど費用を抑えたい…そんな悩みをお持ちのあなた、屋根塗装は自分でやるべきか、プロに頼むべきか迷っていませんか。
この記事では、屋根塗装を自分でやる際の手順や注意点について紹介します。

屋根塗装を自分でやる手順とは?
屋根塗装を自分で行うことは、プロに依頼するよりも費用を抑えられるという魅力的なメリットがあります。
また、自分で好きな色に塗ることができるので、個性的な家を建てることも可能です。
しかし、高所作業が伴うため危険が伴うこと、専門知識や技術が必要であることなど、デメリットも存在します。
1.足場を組んで養生する
まず、屋根の上に安全に上り下りできるように足場を組みましょう。
DIYで屋根塗装を行う場合でも、足場だけは専門業者に依頼する必要があります。
足場を組む作業には資格が必要であり、安全性を確保するためにも専門家に任せるのがおすすめです。
足場が設置されたら、塗料を塗らない箇所にマスキングテープを貼り、塗料がかかってはいけない車や植物などにシートをかけるなど、しっかりと養生を行います。
2.屋根全体を洗浄、下地処理
塗料を塗る前に、古い塗料や汚れを丁寧に落とす必要があります。
高圧洗浄機を使用したり、ホースやブラシを使って丁寧に洗浄したりしましょう。
錆びがある場合は、研磨剤を使って落として、下地処理を行います。
その後、コーキングやシーリング材を使って、ひび割れや隙間を補修します。
3.塗装
屋根塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの三段階で行われます。
それぞれの塗料には役割があり、下塗りは錆び止めやひび割れ補修、中塗りと上塗りは仕上げと保護の役割を果たします。
ローラーやハケを使って塗料を塗り、商品に記載されている乾燥時間を守ってしっかりと乾かしましょう。
スレート瓦の場合は、下塗り後に「縁切り」という作業が必要になる場合もあります。
縁切りは、瓦と瓦の間に隙間を作ることで、雨水が溜まるのを防ぎ、雨漏りを防止する効果があります。
4.足場解体と道具の片付け
全ての作業が終わったら、専門業者に依頼して足場を解体してもらい、使用した道具を片付けましょう。
屋根塗装を自分でやる注意点とは?
屋根塗装を自分で行うことは、コスト削減や自由設計というメリットがある一方で、危険性や技術面での課題、近所とのトラブルなど、注意すべき点も多く存在します。
高所作業の危険性
屋根塗装は高所作業が伴うため、転落などの危険性が非常に高いです。
特に、屋根が急こう配の場合や、雨や風の強い日は、作業中の安全確保が困難になります。
安全に配慮して作業を行えない場合は、専門業者に依頼することを強くおすすめします。
技術力不足による不具合
屋根塗装には専門的な技術と知識が必要です。
塗料の選び方、塗り方、乾燥時間など、適切な手順を踏まないと、塗料が剥がれたり、雨漏りが発生したりする可能性があります。
特に、スレート瓦の場合は、縁切りという技術が必要になります。
縁切りを適切に行わなければ、雨水が溜まってしまい、雨漏りの原因となる可能性があります。
近所とのトラブル
屋根塗装を行う際には、塗料が飛散したり、騒音が発生したりする可能性があります。
周囲への配慮を怠ると、ご近所とのトラブルに発展する可能性があります。
事前に近所の方々に挨拶をして、作業内容や期間を説明しておきましょう。
また、塗料が飛散しないように、しっかりと養生を行い、騒音にも配慮することが大切です。
まとめ
屋根塗装は、自分で行うと費用を抑えられるメリットがありますが、高所作業の危険性や技術力不足による不具合、近所とのトラブルなど、多くの注意点があります。
これらの点を踏まえ、自分のスキルや状況に合わせて、DIYでやるか、プロに依頼するかを判断しましょう。
安全面や仕上がりの品質を重視する場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
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