やまにた塗装と私について

私は長崎県諫早市飯盛町、人口わずか8千人の町で塗装業を行っているやまにた塗装の二代目で山新田晃平と申します。

私は平成18年に高校を卒業し、平成19年に家業であるやまにた塗装に入社しました。入社時は不景気の波に煽られ、建築業界全体の景気が悪く、売上の８割は下請の仕事でした。

入社し、3年ほどが経過しても、不景気の波に押され、苦しい経営状況から脱却できず、私は「どうにかして売上げを伸ばさないと!」と焦っていました。
そんな時、「小規模事業者持続化補助金」制度の話があり、はじめは補助金が50万円も出るならばという安易な気持ちで申請を決意。しかし、いざ補助金の申請書を自分自身で書いてみると、とても面倒で、どうしたらいいか分からず、すぐに挫折しそうになりましたが、周りの方々からの助言や指導を受ける中で、最後まで逃げ出さずに自分自身でやりきってみようと思いました。補助金はおかげさまで採択されました。
私はさっそく、その採択された補助事業で、足場を購入。今まで外注していた足場工事を自社で行う事が可能となり、それがコスト削減につながり、お客様に安価でサービスを提供する事が可能になりました。

塗装工事を手頃な価格で提供することができるようになったことを、外壁塗装を検討しているお客様に知らせたいと思い、諫早市中心部を歩き回って、毎日毎日チラシを配布しました。
そうした地道な活動が実を結んだのか、ついに１件の問い合わせがありました。私は思わず「よっしゃー」と叫び、ガッツポーズを取りました。
地道な活動や様々なチャレンジをすることで、より多くのお客様にやまにた塗装を知ってもらえるようになったと感じています。

入社当時は年商1,500万円位だった当社ですが、諦めずチャレンジしたことで今では年商5000万円に到達するほどの会社になりました。
10年後には年商1億円にまで伸ばすべく、チャレンジし続けて行きたいと思います。