台風のあとに確認したい屋根・外壁のチェックポイント|火災保険は使える?

「台風が過ぎたあと、屋根や外壁がどうなっているか心配」「どこを確認すればよいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

台風の強風や飛来物による被害は、一見わかりにくい小さな破損から始まることが少なくありません。
気づかずに放置すると、次の雨で雨漏りが発生したり、補修範囲が広がって費用がかさんだりする可能性があります。

この記事では、台風のあとにご自身で安全に確認できる屋根・外壁のチェックポイントと、点検時の注意点、火災保険(風災補償)が使えるケースについて順番に解説します。台風シーズンを迎える長崎県にお住まいの方は、ぜひ参考にしてください。

台風のあとに屋根・外壁の点検が必要な理由

台風による住まいの被害は、屋根材の飛散や外壁の破損のような大きなものばかりではありません。
瓦のわずかなズレ、板金の浮き、コーキングの切れといった小さな損傷は、地上から見ただけでは気づきにくいのが特徴です。
まずは、台風のあとに点検が必要な理由を理解しておきましょう。

小さな被害の放置が雨漏りにつながる

屋根材のズレや板金の浮きは、その時点では雨漏りしていなくても、隙間から少しずつ雨水が入り込みます。
下地の防水シートや木材が傷んでから雨漏りとして室内に現れるため、気づいたときには屋根の下地まで補修が必要になり、費用が大きくなりがちです。
台風のあとに一度確認しておくだけで、被害を小さいうちに発見できる可能性が高まります。

長崎県は台風・塩害の影響を受けやすい地域

長崎県は海に面した地形のため台風の通り道になりやすく、強風に加えて塩分を含んだ風が建物に吹きつけます。
塩害で金属部分がサビやすくなっている住まいは、釘やビスの緩みから板金がめくれるなど、強風被害が出やすい状態になっていることがあります。
やまにた塗装は昭和57年(1982年)に諫早市飯盛町で創業し、40年以上この地域の住まいの塗装・補修に携わってきましたが、台風のあとに寄せられるご相談の多くは「気づかないうちに進行していた小さな破損」が原因です。
特に築10年以上で塗装やコーキングのメンテナンスをしていないお住まいは、台風のたびに点検することをおすすめします。

台風のあとの屋根のチェックポイント

屋根は被害が出やすい一方、ご自身で登って確認するのは危険です。
地上や2階の窓、ベランダから、双眼鏡やスマートフォンのズーム撮影を使って確認しましょう。
次の3か所を重点的にチェックしてください。

瓦・スレートのズレ、割れ、浮き

屋根面を見上げて、屋根材の並びが乱れている箇所、色が違って見える箇所がないか確認します。
瓦が1枚ズレているだけでも、そこから雨水が入り込む入口になります。
また、庭や敷地内に瓦やスレートの破片が落ちていないかも確認しましょう。破片が落ちていれば、屋根のどこかが破損しているサインです。

棟板金の浮き・めくれ

屋根のてっぺんに取り付けられている金属のカバーを「棟板金(むねばんきん)」といいます。
強風被害で最も多いのがこの棟板金の浮きやめくれで、固定している釘が経年で緩んでいると、台風の風で一気にめくれ上がることがあります。
屋根の頂上部分のラインが波打っていたり、金属が浮いて見えたりする場合は早めに点検を依頼してください。

雨どいの詰まり・外れ

台風のあとは、飛ばされてきた葉や枝が雨どいに詰まりやすくなります。
雨どいが詰まったり金具から外れたりすると、雨水が想定外の場所に流れ落ち、外壁の劣化や雨漏りの原因になります。
雨の日に雨どいから水があふれていないか、継ぎ目から水が漏れていないかを確認しましょう。

台風のあとの外壁のチェックポイント

外壁は屋根と違って近くから確認できるため、建物の周りを一周しながらチェックしましょう。
飛来物が当たった傷は1か所だけとは限らないので、四面すべてを確認することが大切です。

外壁のひび割れ・コーキングの切れ

飛来物が当たってできたひび割れや欠け、サイディングの目地やサッシまわりのコーキングの切れ・剥がれがないか確認します。
コーキングがひび割れていたり痩せていたりすると、そこが雨水の侵入口になります。
台風前からあった劣化でも、強い雨風にさらされたあとは被害が進行しやすいため、見つけたら早めの補修がおすすめです。

庇・雨戸・波板など付帯部の破損

窓の上の庇(ひさし)、雨戸、戸袋、カーポートやベランダの波板は、強風被害を受けやすい部分です。
波板の割れや外れ、雨戸のガタつき、庇の板金の浮きがないか確認しましょう。
これらの付帯部の破損も、後述する火災保険の風災補償の対象になる場合があります。

室内側の雨染み・雨漏りのサイン

外側だけでなく、室内側のチェックも忘れずに行いましょう。
天井や壁紙のシミ・浮き、押し入れやクローゼットのカビ臭さ、窓枠まわりの濡れた跡は雨漏りのサインです。
台風の直後だけでなく、次にまとまった雨が降ったあとにも同じ場所を確認すると、被害の見落としを防げます。

点検するときの注意点

屋根には登らず、写真を撮っておく

台風のあとの屋根は濡れて滑りやすく、屋根材が緩んでいる可能性もあるため、ご自身で屋根に登るのは絶対に避けてください。脚立やはしごを使った高所作業には転落事故の危険があります。
地上から確認できた被害は、日付がわかる形で写真を撮っておきましょう。火災保険を申請する場合や業者に修理を相談する場合に、被害状況の記録が役立ちます。

突然訪問してくる「無料点検」業者に注意

台風のあとは「近くで工事をしていたら屋根の破損が見えた」「無料で点検します」と訪問してくる業者によるトラブルが全国的に増えます。
中には、不安をあおって高額な契約を迫ったり、火災保険の不正申請を持ちかけたりする悪質なケースもあります。
その場で契約せず、所在地や建設業許可がはっきりした地元の業者に、自分から点検を依頼するのが安心です。
やまにた塗装は諫早市飯盛町に事務所を構える長崎県知事許可(第14631号)の塗装会社です。地元の会社なら、工事のあとも顔の見える距離でアフターフォローを受けられます。

台風の被害に火災保険は使える?

台風による屋根や外壁の被害は、火災保険の「風災補償」の対象になる場合があります。
多くの住宅用火災保険には風災補償が含まれており、台風の強風や飛来物が原因の破損であれば、修理費用に保険金を充てられる可能性があります。

風災補償の対象になる被害の例

被害の例火災保険の適用
強風で瓦・スレートがズレた、割れた対象になる可能性が高い
強風で棟板金がめくれた、飛んだ対象になる可能性が高い
飛来物で外壁・窓・波板が破損した対象になる可能性が高い
経年劣化によるひび割れ・色あせ・サビ対象外
台風前からあった雨漏りの修理対象外

ポイントは、「台風(風災)が原因の被害かどうか」です。
経年劣化による傷みは対象外のため、同じ屋根の破損でも原因によって扱いが変わります。
原因の判断には専門的な調査が必要になるため、まずは業者の点検で被害状況を確認してもらいましょう。

申請の流れと注意点

火災保険を使う場合の基本的な流れは、①保険会社・代理店へ連絡、②業者による被害調査と見積もり取得、③被害写真や見積書を添えて申請、④保険会社の審査・鑑定を経て保険金が支払われる、という順番です。
保険金の請求には被害発生から3年という期限があるため、被害に気づいたら早めに動きましょう。
「保険金で自己負担なく修理できます」と勧誘してくる業者への依頼はトラブルのもとです。申請はあくまで契約者ご本人が行うものと理解しておきましょう。

屋根の雨漏り修理と火災保険の適用条件については、こちらの記事で詳しく解説しています。
屋根の雨漏りは火災保険で直せる?適用条件・申請方法・注意点をわかりやすく解説

台風後の点検・補修でやまにた塗装ができること

やまにた塗装は、諫早市を中心に長崎市・大村市など長崎県内で、足場から施工まで完全自社施工を行っている塗装会社です。
台風のあとの点検から補修まで、一貫して自社の職人が対応します。

完全自社施工だから修理費用を抑えやすい

屋根や外壁の修理では足場の設置が必要になることが多く、下請け業者に依頼する会社では中間マージンが費用に上乗せされます。
やまにた塗装は足場工事を含むすべての施工を自社で行っており、長崎県内でも足場から施工まで完全自社施工の塗装会社は数社のみです。
中間マージンがかからない分、台風被害の補修も適正な価格でご提案できます。

雨漏り調査からコーキング補修・高圧洗浄まで対応

塗装だけでなく、雨漏りの調査、雨漏り箇所へのコーキング補修、ベランダ防水の点検、コケや汚れの高圧洗浄まで対応しています。
屋根の塗り替えの際には、コロニアル屋根の雨漏りを防ぐタスペーサー処理(縁切り)も行うなど、「塗るだけ」でなく雨仕舞いまで考えた施工がやまにた塗装のこだわりです。

雨の日・低温・高湿度の日は塗装しない品質基準

台風シーズンは天候が不安定ですが、やまにた塗装は雨の日はもちろん、気温5℃以下・湿度80%以上の日には塗装作業を行いません。
下地が乾かないまま塗装すると、塗料本来の性能が発揮されず、浮きや剥がれの原因になるためです。
補修後の塗り替えも、下塗り・中塗り・上塗りにクリア保護剤を加えたこだわりの4回塗りで、台風や塩害に強い外壁に仕上げます。

まとめ

台風のあとは、屋根の瓦・スレートのズレや割れ、棟板金の浮き、雨どいの詰まり、外壁のひび割れやコーキングの切れ、庇や波板など付帯部の破損を確認しましょう。
屋根は地上や窓から目視で確認し、ご自身で屋根に登ることは絶対に避けてください。
被害を見つけたら写真を撮って記録し、突然訪問してくる点検業者ではなく、信頼できる地元の業者に調査を依頼するのが安心です。

台風の強風や飛来物が原因の破損は、火災保険の風災補償で修理費用をまかなえる可能性があります。
経年劣化との見分けには専門的な調査が必要なため、まずは被害状況の点検から始めましょう。

やまにた塗装では、長崎県諫早市・長崎市・大村市を中心に、台風のあとの屋根・外壁の点検やお見積もりのご相談を承っています。
「屋根の状態が心配」「被害があるか確認してほしい」という方は、お気軽にお問い合わせください。
LINEでの簡単お見積もりにも対応しています。被害箇所の写真を送っていただければ、点検のご相談がスムーズです。